日が短くなり、食卓に湯気の立つ料理が戻ってくる季節になりました。きのこ、根菜、栗、そしてジビエ。秋の食材はいずれも「香り」に個性があります。ワインを合わせるときは、味の濃さよりも香りの重なりから考えると、うまくいくことが多いものです。

この特集では、秋の食卓に合わせやすい5本を、品種の構成からご紹介します。

1. 秋の主役は、やはりピノ・ノワール

きのこ、鴨、ジビエ。土の香りや野性味のある食材には、果実の輪郭がはっきりしていて渋みの穏やかなピノ・ノワールが合わせやすい品種です。肉の脂を洗い流すというより、香りどうしが手をつなぐような合い方をします。

ロ ストラニエーロ ピノ ネーロ エミリア IGTピノ・ネーロ 95%、ピノ・ティントゥリエー 5%商品ページを見る

芳香な高品質な1本。マラスカチェリーや赤い果物のコンフィチュールの香りが広がり、風味豊かなパスタや鰻、ジビエ料理に合います。熟成したチーズとも相性◎

ソーヴィオン ラ フォルシュティエール IGP ヴァル ド ロワール ピノ ノワール 2024 750ml 赤ワイン フランスピノ・ノワール85%、ガメイ15%商品ページを見る

ピノ・ノワール85%に、ガメイを15%。ガメイが入ると軽やかさが出ます。少し冷やして、前菜や生ハムのあたりから始めるのに向きます。

2. きのこと根菜、秋魚には白1本

秋=赤とは限りません。きのこのクリーム煮、かぼちゃ、根菜のグリル。秋刀魚など脂の乗った秋魚には、樽や熟成のニュアンスを持ち、さらには柑橘系の白が寄り添います。

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グリッロが持つレモンやグレープフルーツの瑞々しい酸味が、秋魚の脂をすっきり流してくれます。また、ふくよかな味わいがあり、香りの強い根菜などにも負けない1本です。グリッロ100%。白でありながら料理の味に負けないタイプを選びました。きのこ料理のとき、赤ではなくこちらを開けてみるのも一案です。

3. シャンパンで秋の食卓をリッチに

最も質の良い一番絞り部分である「クール・ド・キュヴェ(Coeurs de Cuvee)」のみを使用し、樽を合わせた精密な工程で造られたシャンパンは、栗・サツマイモなどのほっこりした甘味やコクに非常に良く馴染みます。

シャンパーニュ バロン アルベール ジャン ド ラ フォンテーヌ ラ マジェストゥーズ ブリュット ミレジメシャルドネ70%、ピノ・ノワール20%、ピノ・ムニエ10%商品ページを見る

3つのブドウ品種の完璧な調和と重厚感
このキュヴェは、メゾンが誇る最高のシャルドネ(70%)、ピノ・ノワール(20%)、ピノ・ムニエ(10%)を絶妙なバランスでブレンドしています。
  • シャルドネ由来のキリッとした上質な酸味は、秋刀魚などの脂の乗った魚の脂っぽさを綺麗に洗い流します。
  • 黒ブドウ(ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)がもたらすふくよかな果実味とボディの強さは、秋の味覚であるキノコのソテーや、少しクリーミーな秋の煮込み料理(ビーフストロガノフなど)の濃厚さにも負けない骨格を与えています
  • 4. 香ばしい秋野菜にはオレンジ

    秋の食材は、キノコや根菜、脂ののった魚など、旨味や香りが強く濃厚な味わいのものが増えます。一般的な白ワインでは料理のボリューム感に負けてしまい、赤ワインでは魚の生臭さを引き立ててしまうことがありますが、白ブドウの果皮ごと発酵させて造るオレンジワインはその両方の良さを補うことができます。

    ボデガス アスル イ ガランサ スエロ ヴィヴォ ブランコガルナッチャ・ブランカ90%、モスカテル10%商品ページを見る

    スパイスや香ばしい焼き目と引き合う、華やかなアロマ
    モスカテル由来のジャスミン香:ガルナッチャ・ブランカをベースに、アロマティックなモスカテル(マスカット)がブレンドされています。ジャスミンティーや白い花のような華やかな香りと、ナチュラルワイン特有の奥深さがあるため、焼き魚の香ばしさ、キノコのホイル焼き、少しスパイスを効かせた秋野菜のローストなど、香りを生かした秋の調理法と非常によく合います。
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